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「峠の釜めし」の容器で海鮮釜めしを炊くには

峠の釜めし本舗「おぎのや」釜めしの空容器を使って、海鮮釜めしを炊いてみました。「おぎのや」のウェブページにも 基本的な調理方法が記載されていますが、この存在を知らずに鍋(炊飯土鍋)でご飯を炊く方法を 参考にしました。


材料を示します。

海鮮釜めし(二人分) 水と調味料

手順

米を洗います。にんじん、シイタケ、ホタテ、タケノコ水煮を適当な大きさに切ります。

「峠の釜めし」の釜の中にお米、具を入れます。水と調味料を混ぜ、 上から注ぎます。この状態で蓋をして、30分程度給水させます。


だし汁と釜に入れたお米、具材。

ご飯を炊きます。

鍋の底の水分を拭き取り、コンロにセットします。 強火で3-4分一気に加熱します。


本コンロは一般的なものよりも火力が強めです。

蒸気が出てきたら弱火にし、そのまま5分待ちます。最後に10秒ほど 一時的に強火にしてから火を止めます。火を止めた後、20分間ほど蒸らしたら完成です。 加熱している時間はほんの10分足らずです。急に吹きこぼれますので注意して 観察しておく必要があります。


急に吹きこぼれますので注意が必要。蒸気が出たら火を弱めます。

出来あがりと試食。

炊きあがった釜を覗いてみましょう。ご飯とお醤油の香ばしい香りがします。 釜めしらしい雰囲気になっています。お茶碗によそってもおいしそうですね。 味は塩味がやや薄めに感じましたが、ホタテのうま味、シイタケの香り、 タケノコの歯ごたえが楽しめ、大変おいしいものでした。釜についた「お焦げ」の 醤油味も、お釜ならではの楽しみとなりました。

反省と改善点

時間に余裕があれば、調味料の中に具を漬けて味付けしておくとよいかもしれません。 炊飯の最中に「パキッ」という音がしていましたが、 食べた後に釜の容器に大きなひび割れが入っていることに気付きました。 最初の「強火」は、大きなコンロをお使いのご家庭では 全火力よりは弱くしたほうが良いような気がします。


ひび割れの入った容器。


専用の炊飯土鍋を使うのが良いかもしれませんね。

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