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網戸の張り替え, DIY: How to remove and set up mesh screen door

夏に向けて網戸を張り替えました。工務店に張替を依頼しますと 標準的には一枚につき3000円から4000円程度の工賃が必要となります。 また、小数(2,3枚)の張替では出張してくれないこともあるようです。 ホームセンターで売っている網と押さえゴム、ゴムの押し込み工具を使って 網戸を張り替える手順、コツをレポートします。


用意した道具と材料は以下の通りです。 ホームセンターなどで購入できます。 押さえのゴムには太さが3.5, 4.5, 5.5mmの異なる規格があるようです。 自宅のゴムの一部を外し、ハサミで切り取ってお店に 持参すると誤購入の心配がありません。ローラーは 一度買っておけば翌年以降も使えますね。


網はページ下部の宣伝欄のものを利用しました。
メッシュの数で網目の細かさが決まります。
黒っぽいカッコイイ網もあります。

現状

取り外す前の網戸の状態は以下の写真の通りです。 明らかに汚れがついています。光の透過量も少ない気がします。


張り替え前の汚れた網。


破れてはいませんが、触ると指に埃がつきます。

作業手順(方法)

古い網の除去

まずはゴムを取り外し、古い網を取り除きます。 ゴムを引き出すにはマイナスドライバーが便利です。 ゴムは再利用可能ですが、弾力も少なくなっていますし、 汚れも付いていますので交換した方が気持ちが良いですね。


マイナスドライバーでゴムを引き出します。


少し引き出せれば、あとは引っ張るだけです。

一周全てのゴムを除去したら網を取り外します。 後ろ側から指で押すと外せます。


引っ張れば簡単に取れます。


ゴムが入る溝を雑巾やブラシで磨くときれいになります。

新しい網を張る手順

洗濯バサミ等で網を仮止めします。 網の幅は窓枠に対してあまり余裕がありませんので、 出来る限り平行にして網が窓枠の部分から外れないようにします。


洗濯バサミで仮止め。

たるんだり、しわにならないように、 網を軽く引っ張りながらゴムを押し込んでいきます。 この段階ではまだ仮止めですので、強く押し込む必要はありません。


ローラーでゴムを押し込んでいく。


角の部分も折り曲げるようにして入れるだけです。
ゴムが足りなくなっても写真の左側のように継ぎ足すだけです。


2辺にゴムを入れた状態。(上と左)

このまま4辺のゴムを入れていきます。
対向の辺がすでにゴムが入っている場合には、
網を強く引っ張りながらゴムを入れていきます。

微調整(重要)

相当慣れた人でないと、この段階ではまだ 網がたるんでいる状態になっているかと思います。 そこで、気になる部分の周辺のゴムを一度外し、 外側に網を引っ張りながら調整します。 浅い角度から見れば「たるみ」や「しわ」がすぐに分かりますので この段階で修正します。

カット

上の作業に手、網の「たるみ」、「しわ」が無いことが確認できれば 余分な網をカットします。一度切ってしまうと「引っ張りしろ」が無くなってしまいますので 修正不可能となります。張った後で気づいても手遅れです、、、。 切り方は簡単でカッターナイフを斜めに当てて、ゴムから外れている部分をカットします。 少しくらいゴムに切り込んでも問題ありません。


ゴムの外側に出た網をカットしていきます。

完成

一枚の半分が張れました。同様にして下側も張りました。 約3時間の作業で、ドア3.5枚分を張り替えました。 泥棒よけのアルミ格子の着脱、さっしの掃除、窓ふきを含めた時間ですので 1枚30分-1時間とみておけば問題ないかと思います。


新品同様の網戸


完成図。窓掃除をしたせいもあり、部屋が明るくなりました。

関連商品の宣伝。ホームセンターで購入可能です。ゴムの太さに注意。
網戸の張替えの道具
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