新宿や大宮のエキナカにあるドーナツ屋さん(ドーナッツプラント(DOUGHNUTs PLANT))で抹茶ドーナツを期間限定で販売しているのを見つけました。実際に食べてみましたが、 苦さと甘さの絶妙のマッチングは新茶の季節にぴったりのスイーツですね。 今回は抹茶味のベルギーワッフルへの挑戦を報告いたします。最後にレシピも紹介しています。
では早速、材料を示します。
これはワッフルメーカーに付属の
レシピから砂糖を少し増やしたものです。
数量は12個で、比較実験を行うため、
抹茶を含まないプレーンが2個、
抹茶量の異なる5種類のワッフルを2個ずつ作ります。
使用したワッフルメーカーはVitantonio(ビタントニオ) Waffle and Hotsandwich Baker VSW-440Tです。
1,バターを室温に戻します。 冷たいままだと、こねるときに苦労します。
2,粉類(強力粉、砂糖、塩、スキムミルク)をざっくりと混ぜ合わせます。
3,イーストと水、とき卵を混ぜ、上記の粉に少しずつ加えながら 全体が滑らかになるまで根気よく混ぜ合わせます。かなりの重労働ですが、 がんばります。
4, バターを加え、練り合わせます。玉になってヘラにくっつく程度の 硬さと粘り気となります。
5, 30 ℃で30分間発酵させます。電子レンジの発酵機能を使いました。湯煎でも 温度調整できれば問題ありません。
6, 六等分して抹茶の量を調整しました。均一に混ぜるのは かなり大変です。マーブルのような状態も綺麗ですね。
7, ではいよいよ、焼いてみます。それぞれを2等分して 丸めてワッフルメーカーに入れます。 焼き上がり時間は4分ですが、3分半程度で一度中を見ます。 量が少ないと早く仕上がり、焦げやすいので注意が必要です。
8, 4分後の状態です。焦げ目がついて、香ばしい香りが漂います。 焼いた直後は少し柔らかい感じですが、冷えると少しサクサクとした感じになります。
6種類のサンプルを並べた図です。 焼き加減が均一ではありませんが、 抹茶による緑の色は@→Dまでで少しずつ濃くなっているようです。
では、それぞれの味をチェックしていきましょう。
Eまずはプレーンです。抹茶を加えなければこのような色になります。 モチモチとした感じとサクサクした感じが同居した、 歯ごたえと舌触りが最高です。
@の抹茶小さじ0.5のものですが、外観は全くわずかに抹茶の味と香りがするのがわかります。 プレーンに対して甘味が抑えられているように感じます。
Aの抹茶小さじ1のものですが、@に苦味が加わったのがわかります。 私はこの試料が一番おいしいと感じました。バターの味が薄くなって、 粉っぽくなっているところが和菓子に近い食感です。
Bの抹茶小さじ1.5 のものです。お抹茶の味がメインになっています。 シロップをつけるのならばこの程度の苦みも良いかもしれません。 もう少し砂糖を多くしたら、このBが甘みと苦みのバランスが一番良くなると思います。
Cの抹茶小さじ2のものです。 不思議ですが、ほとんど甘味は感じられません。 ここまで抹茶を入れるとシロップが必須となります。 メイプルシロップとハチミツを試してみましたが、 どちらも良い感じでした。カカオの割合の高いビターなチョコレートの 楽しみ方に近いかもしれません
Dの抹茶小さじ2.5のものです。 後味で強い苦みを感じます。相当量の カフェインを含みますので、少し元気が出るかもしれません。 シロップは必須で、全体が固くなっているのがわかります。
Aの抹茶量で砂糖を増やした者が一番良いと感じます。 粉っぽくなることを防ぐために、強力粉を抹茶の量だけ 減らすと更に良いと思います。
分量(12個)