1/1000 (1ミリ秒)単位の時刻計測ソフト

自動車のレース(ジムカーナ)の愛好家の方の御依頼で、車が通過した時刻を記録するソフトを作製しています。1/1000秒(1ミリ秒)単位まで計測可能なエクセルのマクロができましたので公開いたします。マウスやキーボードを分解して外部入力端末として使用することで、赤外線(光電)センサーや振動センサ、衝撃センサ、圧力センサーなどからの入力を受け付けることが可能です。GPSを接続することで、標準時刻を補正する機能を追加しました。この機能を使うことで、世界標準時に対する誤差は10ミリ秒(1/100秒)程度となります。ソフトウェアの改良で1ミリ秒の精度も可能です。必要な場合には別途ご相談ください。
Last undatepd on Mar. 16, 2013.


本ソフトは「時間」ではなく、「時刻」を記録します。ソフトは以下からダウンロードできます。ご利用には、マクロソフト エクセルが必要です。動作に必要な「毎月のパスワード」は「戸田よろず研究所」サイトで公開されます。継続してお使いの場合には価格をお問い合わせください。

TimeLogger17-2.xlsのダウンロード


計測画面。パソコンの時刻を正確に合わせてからご利用ください。
市販のGPSをUSB接続することで、世界標準時に時刻合わせが可能です。


記録画面。記録番号(走者、競技者、ドライバー)を選んで、ラップを記録できます。

外部入力の方法

外部入力は、上のソフトがお手持ちのパソコンで動作することが確認後にトライしてください。@[LAP]ボタンのクリック、もしくはAテキストボックスへの数字の1の入力、のどちらでもラップの記入が可能です。古いマウスを分解して左クリックに赤外線センサーを接続したり、感圧センサーを接触したりできます。車や人の計測の場合には、光電センサーはオムロンのE3Zがお勧めです。マウスを使った入力の方法は以前の報告をご参照ください。

GPSを用いた標準時刻の取得方法

GPSセンサーからの入力はNMEA方式、baud rate=38400, data bit=8, stop bit=1,Parity=None, HandShaking=Noneとします。秋月電子の低価格GPS端末であれば、接続するだけで動作するようにソフトを書いています。たった3000円の部品で、世界標準時に同期した時刻計測が出来るのはとても嬉しいですね。ウォークラリーなどの競技にもご活用ください。



戸田システムウェア

ここで公開するアイデア/装置は安全性を保障しておりません。用途に応じた設計を行い、十分な安全検査を行ってからご利用ください。本サイトの情報の営利目的での利用はご遠慮ください。本サイトの内容の無断転載を禁じます。© 2012 TYK