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手回し式発電機を用いた携帯電話、単三電池の充電器

手回し式の発電機に興味を持ちました。ちょうど、秋月電子で、 手動式携帯電話充電器 が売られているのに気付きました。携帯電話を充電できる機種は大変便利なのですが、 いかんせんコネクターの型が古すぎて(でかい!懐かしのmova用!)、現在売られている普通の機種には使えません。 電圧も適用範囲内かどうか調べる必要がありました。 USBコネクタを使った変換ケーブルを作製することで、携帯電話の充電が可能となりましたので報告いたします。 これでUSBから電源をとる単三電池充電器(GREEN HOUSE USB充電器 単三形/単四形専用 2本タイプ ホワイト GH-BTU-342W)などで充電式乾電池への充電も可能となります。

Updated on May 20, 2010
動作状況の動画(YouTube)
発電、充電している様子です。


手動式発電機

の発電機の写真を以下に示します。 ハンドルを繰り返しを握ることにより、一方向の回転を作り、これにより 発電機を回して電流を取り出す仕組みです。電圧を測定したところ、 開放電圧で5.5 Vであり、説明書を読みましても5 Vに安定化されているものと判断できます。 残念ながら分解には特殊なドライバーが必要でレギュレーターの 型番などは調べられていません。左側が発電機で、右側がUSB-携帯コネクターになります。 お使いの携帯電話会社のコネクターに合わせて右のUSB-携帯コネクターを購入する必要があります。


手動式発電機(ハンドパワー)とUSB-携帯コネクター。
Dynamo electric generatora and USB-cellphone connector.

変換ケーブル作製

以前にリチウムイオン電池を用いたGPS用電源を 作製しました。この時にUSBのGNDと5 Vの接続について調査しました。 今回も同様に発電機のマイナスをUSBのGNDに接続し、プラスを5 Vの電力ラインに接続すれば良いはずです。 USBもφ2.1mmDCプラグも赤色がプラス、黒色がGNDとなっています。


接続すべきライン。
How to connect wires between USB and 2.1mm-diameter DC plug.


作製された変換ケーブル。
Connected cable.

充電

試しに充電してみました。 以下のように接続し、発電機を動かすと、 無事に充電中のランプの点灯を確認しました。 発電機を動かしている時間が充電時間になりますので 残念ながらフル充電には2時間程度を要します。 登山や停電時などには使えますが(太陽電池を持ち歩くより 軽いですし、天候に左右されないという利点はあります)、 実際にこれだけで電力を賄うのは大変ですよね。 もう少し大きい発電機を使用して、大きな電流を取り出し、 エネループなどの自己放電の少ない二次電池に蓄えるのが 現実的でしょうか。とりあえず、2-3週間ほど、この発電機の 電力のみで携帯電話を運用してみようと思います。



関連項目として 電池で100 V機器を動かすを追加しました。

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