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市販のヨーグルトを種にして牛乳からヨーグルトを作る
リュックサックとジャンパーとホッカイロを使って保温する方法

April 24 2011

前回の市販のヨーグルトを種にして牛乳からヨーグルトを作る ではサーモスの保温調理器「シャトルシェフ」を保温用に使いました。 今回は、身近にあるもので代替する方法として、 リュックサックとジャンパー、ホッカイロを使ってヨーグルト容器を保温する方法を開発いたしました。 以前にこのような方法でビーフシチューの煮込みを行ったことがありましたので 45℃を一定に保つのは簡単にできました。


手順

ビンに牛乳+ヨーグルトを詰めるところまでは前回と同じように行ってください。 容器をきちんと熱湯殺菌し、50℃くらいに冷ましてから ヨーグルトを混ぜ、 瓶全体が45-50℃になっていれば問題ありません。

リュックサックにジャンパーを詰めます。 少し小さめのリュックにギュウギュウに詰めると良いかと思います。 ジャンパーの外側がリュックの内面と接する 向きが良いと思います。

中に温まったヨーグルト瓶を入れます。タオルなどで しっかりと包んで輪ゴムでとめると、さらに保温性は良いかと思います。

今回は室温が19℃程度とやや低めでしたので、 余っていた一番小さいホッカイロを中に入れておきました。 タオルで瓶をしっかり巻いたり、気温が高ければ不要だと思います。 ホッカイロは安全ですが、熱源を入れると 発火の心配など、余計な気を使いますし。 ペットボトルに同程度の温度のお湯を入れて 一緒に入れておくと、もともとの熱量が多いので 冷めにくくなると思います。寒いところではなくて 温かい部屋に置く、などの工夫もあるかと思います。

約8時間後に取り出しました。下の写真のように やや透明な水分(ホエイ)が多くなっていますが うまく固まっていました。取り出す直前の内部の温度は40℃でしたので、 保温効果はほぼ完璧ですね。次回、投げ込み式の自動ヒーターを開発します。


保温調理器、ヨーグルトメーカーなど。

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